石臼で碾く
ishiusu  碾茶は、お茶用の石臼で碾(ひ)きます(写真左)。
 その特徴は、まず、石の色が違うこと。茶臼の方は、やや黒っぽい色をしています。 大豆や麦を粉にする石臼は(写真右)、白っぽい色をしています。いずれも花崗岩でできています。
 次に、目の細かさが違います。目の立て方は同じですが、細かさが全く違いますね。
chausukokumotuusu



 茶臼には、抹茶の受け皿が作られています。臼だけでは小振りになっています。
 手碾(ひ)きの茶臼は、どれもだいたいこのくらいの大きさとなっています。

 さらに、茶臼の周辺部には、目が切ってありません。それだけ、細かく碾けるようになっています。

chausu  では、この茶臼で、仕上げ碾茶を碾(ひ)いてみました。
 30分で20g碾けました。
 さわやかな緑色に碾き上がりました。
 石臼を空碾きするわけにはいきませんので、茶を碾くときにはロスが出ます。少量ならば、 抹茶を買ってきた方が安くなってしまいます。
 手摘みの極上の抹茶で一服するときの気分は、とても心地よいですね。
cha_hiku
 丁寧に茶を碾(ひ)いています。
 ゆっくりと、常に同じ速さで回して挽きます。
 さて問題、この碾き色から、茶の品種を当てましょう。 答えはmailで。正解者には、粗品があります。 ヒント、この仕上げ茶の値段は、\20k/kg です。

 意外にも、お茶屋さんで売られている抹茶は、この石臼で碾(ひ)かれているのです。ただし、 今はすべてモーターで石臼が駆動されています。
 さらに、抹茶を大敵といえる湿気や高温から守るため、 エアコンの環境の中で碾かれています。代表的な問屋さんでは、常に室温18℃湿度60%に保たれた部屋で 碾かれます。紫外線も大敵ですので、茶碾室には、光が入らないようにしているところが多いです。
 これにより、抹茶は1~3ミクロン程度に碾くことができ、 飲んだときの舌触りの滑らかさや喉越しの良さに結びつきます。
 この茶を碾(ひ)くことに関しては、現代の方式の方が優れていて、手臼で碾くよりも細かい茶に仕上がります。


 尚、甘みが強く苦み渋みが適度にある、手摘み極上の抹茶を賞味してみたい方は、 メールにてご連絡下さい。

茶home